北秋田市で果樹園を経営している伊東様のお墓です。写真の彫刻は当初リンゴの花にするつもりでしたが、花の形が桜に酷似している事からリンゴの果実と枝木にしました、このお墓の特徴として納骨堂は左右二つに分けられています。因みにこちらの果樹園で栽培されたリンゴ製品は北秋田市の、ふるさと納税、返礼品に指定されている逸品であります。
北秋田市で果樹園を経営している伊東様のお墓です。写真の彫刻は当初リンゴの花にするつもりでしたが、花の形が桜に酷似している事からリンゴの果実と枝木にしました、このお墓の特徴として納骨堂は左右二つに分けられています。因みにこちらの果樹園で栽培されたリンゴ製品は北秋田市の、ふるさと納税、返礼品に指定されている逸品であります。
解体前
組み直し 完成
北秋田市 長田家 お墓の解体・組み直しです。依頼が来た理由がお墓全体が前の方へ傾いたので基礎コンクリートを打って組み直してほしいとの理由でした。施工前の写真で前の方にバケツがありますが、ここには穴があり土葬をした場所だったようです。お墓が傾いた一つの要因に思われます。墓石は一旦、解体をして自社工場へ持ち帰り清掃してから現地で基礎コンクリート打設をして組立作業を行います。また前にある灯篭は事前の現場確認時には倒壊していましたので、今後の対策もかねて耐震加工を施しました。
令和6年3月をもって閉校となる北秋田市の市立前田小学校の閉校記念碑を建立しました。当初、関係者は大き目の石を設置するだけの記念碑を想定していたそうですが、創立から約150年の歴史に幕を閉じるわけですから有終の美にふさわしい物を残した方が良いと提案させていただきました。2枚目の写真に写っている盛土の廻りに敷いている石は地元で前田富士と呼ばれている山の自然石を使っています。記念碑の後方には関係者すべての思いが詰まったタイムカプセルを埋めています。20年後、皆様がタイムカプセルを開封した際、感慨する事が想像できます。その記念に携われた事は石屋冥利につきます。
解体前
文字彫刻
お墓じまい 一部再利用
能代市 原田家・加藤家の墓じまいと移設工事です。今回の依頼は亡くなった旦那様のお墓を建てると同時に依頼者の実家にある、お墓を解体したいとの事でした。実家のお墓をすべて処分してしまうのは、やはり一抹の寂しさを感じると、お話されたので解体する墓石の一部を再利用する事を提案させて頂きました。写真下段、緑の腺で囲まれた部分が原田家の墓石を再利用させていただいた墓石です。本体部の「一期一会」の文字は奥様が書道家であるため、旦那様へのご供養の気持ちを込めて原田様ご本人が書き記したものです。戒名を刻字する石板である墓誌の表は原田家、裏は加藤家と両家を尊重したうえで分けております。
解体前
整地
工場加工・移設・完成
北秋田市 熊谷家 お墓の移設です。移設前の墓地は広く余裕をもって墓石が建っていたのですが、移設先の墓地、特に奥行がないため5尺×5.5尺あった墓石を5尺×5尺に加工を行いました、その際に目立っていた汚れも綺麗にするため磨き直し加工も施しました。弊社工場には石の加工機械が豊富にあるので切削から磨き加工まで全て可能です。この様な形での移設もできるので、ご相談頂ければ、お客様にとって最善の方法を提示させて頂きます。以前の墓地は山にあって、お墓参りが大変だったのですが、現在は移住先である大館市の自宅近くに墓地があり、お墓参りが楽になったそうです。
建立した場所は秋田県の北部に位置する八峰町八森のある「松源院」です。高さ10尺(3メートル)以上ある、かなり大きな観音像です。このぐらい大きくなると、重量も相当な重さになりますので、自社のクレーンではとても、吊り上げる事が出来ない為クレーンは外注になります。
一枚目の写真を撮影した時間は午前9時です、三枚目を撮影した時間は午後6時です。像を台座に乗せるだけの作業と思われますが、人型の部材はバランスがとりづらく、吊り上げて移動する際に少しでも気を抜くと思わぬ方向へ傾き最悪の場合、破損の恐れもありますので、慎重に慎重を重ねての作業になるため、どうしても長い時間を要してしまいます。
これからも細心の注意を払いながらの作業を、従業員一同、徹底して参りたいと思います。